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おすすめ本

おすすめの本の紹介です。

hiro
マニア向け。

 

教養としてのプロレス

「プロレスを見ることは、生きる知恵を学ぶことである」―。

著者が30年以上に及ぶプロレス観戦から学びとった人生を歩むための教養を、余すところなく披瀝。今もっとも注目すべき文系芸人による初の新書登場。

90年代黄金期の週刊プロレスや、I編集長時代の週刊ファイトなどの“活字プロレス"を存分に浴びた著者による、“プロレス脳"を開花させるための超実践的思想書。文庫版のみ収録の対談など含めて、待望の文庫化!

 

 

インディペンデント・ブルース

メジャーが光り輝く太陽だとしたら、闇夜に輝く月のような存在がインディー。

本書は、インディペンデントなプロレス団体で生きるレスラーを取材し、彼らがなぜ戦い続けるのかを解き明かそうとするものである。

インディーの最前線で異彩を放つ若き天才、メジャーに通用する潜在能力を持ちながら団体愛を貫く逸材、格闘技と強さに対し異常なまでの執着心を抱く「変態」、世界最高峰のプロレス団体をはじめ世界中のマットに上がったレスリング・マスター、ズルいヒールを目指してインディー街道をひた走る〝その日暮らし〟の男。

いまはなき伝説の団体の魂を背負いリングに上がり続けるベテラン、海外にもその名を轟かせるデスマッチの雄、熱い全力ファイトでインディーの壁を乗り越えた弾丸戦士……。

彼らが闘い続ける理由とは? プロレスの見方が変わるノンフィクション!

 

 

理想主義者

三沢、最後の本

人生をプロレスに捧げた男は、我々に何を遺したのか?

***

2009年6月13日、試合中の事故により他界した著者が残した最後のメッセージ。

それまでのプロレス界の慣習を見直し、プロレスを進化させた男の美学が詰まっている。

現役レスラーにして経営者でもあった著者が、肉体的でない強さの意味や意義など、人間の生きる本質にも迫った名著。

 

 

葛西純 自伝『CRAZY MONKEY(クレイジーモンキー)』

神田伯山も絶賛!! 「生死を賭けた最狂のエンターテイナー 家族思いな一面も、カッコいいです! 」

葛西純は、プロレスラーのなかでも、ごく一部の選手しか足を踏み入れないデスマッチの世界で「カリスマ」と呼ばれている選手だ。 その20年以上のキャリアのなかで、さまざまな形式のデスマッチを行い、数々の伝説を打ち立ててきた。

その激闘の歴史は、観客の脳裏と「マット界で最も傷だらけ」といわれる背中に刻まれている。 クレイジーモンキー【狂猿】の異名を持つ男はなぜ、自らの体に傷を刻み込みながら、闘い続けるのか。衝撃的自伝ストーリー。

 

 

東郷見聞録~世界一周プロレス放浪記

「敬愛するチェ・ゲバラ終焉の地、ボリビアでプロレスを引退する」

2011年1月、プロレス引退を決意したディック東郷はバックパックを背負い、日本を旅立った。目指すは南米・ボリビア。世界各地でリングに上がりつつ、チェ・ゲバラ終焉の地で引退しようという、プロレス放浪旅の始まりである。

オーストラリアを皮切りにイギリス、ドイツ、ベルギーなどヨーロッパ諸国を回り、アメリカ、メキシコを経て南米へと抜ける。

日本では考えられないような劣悪な環境下での試合、立ちはだかる世界の強豪、リングに夢をかける若者たち、そして言葉の壁を超えた熱き友情……。

世界を巡る中で、ディック東郷は何を見たのか? 魂が燃える、かつてない旅の記録!

 

 

プロレスラーは観客に何を見せているのか

「プロレスとはキャラクター産業である」

これは、僕がかつて五年間所属した世界一のプロレス団体WWEのボスであるビンス・マクマホンの口癖である。

彼がWWEを世界一のプロレス組織にまで押し上げることができた理由の一つはこの言葉にある。そしてまた、プロレスについての真理が込められている言葉でもあると僕は思うのだ。

当時の僕らはことあるごとに、この言葉をビンスから聞かされていた。だが現在になって振り返ると、そのころの僕はまだ、その意味がわかったような、わからないような、そんな状態だったように思う。

この言葉の意味が徐々にだが本格的に理解できてきたのは、WWEを辞め、日本へ帰ってきて、ハッスルやSMASHといった団体のプロデュースを僕自身が手掛けるようになってからである。

そして、いまではこの言葉は、僕の中では最重要のプロレス理論にまで昇華されているのだが、その理由や、そう考えるに至った経緯についてはこれから本書の中で詳述していく。(本書より)

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